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  • panachemical

J-EPS recyclingと再定義したワケ


かつての築地市場の発泡スチロールの山



実績のある日本では業界標準となったインゴットを使った発泡スチロールリサイクルを、今なぜJ-EPS recyclingと再定義したかをよく聞かれます。


その原因は「サステナブル・ブランド ジャパン」の記事「グローバル企業の「脱ポリスチレン」鮮明に」を読んだからでした。


この記事には、「エレン・マッカーサー財団」の報告書は、発泡ポリスチレンは食品の包装によく使用されるが、腐敗した食品と一緒に捨てられることが多く、リサイクルすることは難しいとしている。」と記述がありました。


日本において45年にわたり全国2000社と共に、さまざまな苦難を越え必死にリサイクルしてきたのにもかかわらず、世界では「リサイクルすることは難しい」とされていて、その原因で使用禁止されるようなことがあってはならない、日本で生まれたインゴットを使った発泡スチロールリサイクルの情報を世界に広めなければと思ったんです。


そこで、日本発祥(JapanのJ)と発泡スチロール(EPS)、リサイクルし続けている(recycling)を組み合わせJ-EPS recycling®︎という造語を作り、リサイクル処理機メーカー、ユーザー、業界団体、省庁などに情報発信し始めたのが始まりです。


おかげさまで、新聞や雑誌のメディアや、国際会議で紹介されたりと広がり見せています。


まだまだ、小さな一歩ですが、海外の「EPSはリサイクル困難物」という認識を変えるために、情報発信をし続けるようと思います。応援ください。




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